古河はなももマラソン備忘録

・結果(ネット)

3:51:52 (昨年 3:31:54、一昨年 3:34:50 、一昨昨年 3:52:01)

・服装等

オレンジの安物Tシャツ、ナンバー短パン、スポーツパンツ、アームウォーマー、ザムストふくらはぎ、レーシングランプロソックス(東京マラソンでおろしたもの)、CWX帽子、ガーミン時計、靴はマナ。

・持ち物

アミノバイタルの赤いジェル2個、アミノバイタルプロを走る前に取る。

・終了後のダメージ

足の筋肉痛がひどい。右親指の下面と言うより側面に大きな血豆。爪は大丈夫であった。左膝の関節が多少悪化した感がある。

・体重体; 脂肪率

前:60.40 kg;10.3% (昨年 58.35kg; 7.3%) 後:59.25 kg; 7.8% (57.70 kg; 5.0%)

・気象データ(気温 ℃、風速 m/s)

9時 4.7 0.8

10時 6.2 1.4

11時 7.2 1.7

12時 8.5 1.9

13時 10.2 2.0

14時 10.0 2.0

15時 10.7 2.1

・前日まで:東京マラソンを走り終えて既に気持ちは切れてしまった。その上、論文の投稿を優先したので、結局2週間の間1度も走らないでレースを迎えることとなった。レースのはしごだな。前日にジェルを買いに出かけて歩道橋を登るとかなり足は軽かったので、十分休足したので案外といけるかも、と甘い考えが浮かぶ。

晩飯は玄米カレーを沢山食う。

・当日:4時に起床し、おむすびと卵納豆を食う。おむすびは家を出るまで断続的に食い続ける。ただ会場へ持って行って食った分を入れても玄米1合である。

玄米は良くないという人もいるが、わしは意外と良いかもと最近思っている。なんと言っても腹持ちが良いような気がする。しかも、うまくいくと金曜日や土曜日にトイレで大量に出てすっきりとした腹で走ることが出来る。ただ、恐ろしいのはこの大量なのを抱えて走ることになった場合である。

今回は多少、この負の面もあった。当日の朝は出がいまいち。何となくすっきりしないのだが、時間も迫っているので諦めて出かける。結局トイレ大は問題なかったが終始何となく出そうな気配がしていた。

外はかなり寒い。電車に乗るとすぐに眠ってしまうが、停車してドアが開く度に冷気が入ってきて目が覚める。

会場には8時頃に到着。受付を済ませていつも通り体育館へ向かうが、今年から更衣室等が変わっていた。荷物預け場所がサッカー場に設定されていて、体育館へ荷物を放置することが出来なくなったようだ。

寒いようだが、太陽が出ると暖かい。さすがに3月の太陽だ。

今年も早めに行動。体育館1階でおむすびを食い、アミノバイタルを取り、着替えを済ませると8:50には荷物を預けに外へ出る。暖かいのでビニールも被らない。

荷物置き場には待たずに入れる。出て来ると既に長い行列が出来ていた。

トイレも早々に済ませて、まだ交通規制をする30分以上前に道路脇で待機する。

今年はHブロックスタートである。Hと聞くとうしろやなーと思うが、古河はほとんど全アルファベットを使い切るくらいに細かくブロック分けされているのでそれ程後方ではない。

交通規制が始まるとHの2列目にスタンバイ。アナウンサーのトークが始まるが、聞き覚えのある声がすると思ったら小島よしおであった。

いよいよスタート。

以下タイムはガーミンではなく大会記録より。また参考までに【昨年, 一昨年, 一昨昨年】の記録も。

0-5 km (25:39) 【24:43, 25:04, 27:46】

最初はある程度混雑するが、直ぐに適当なペースで走れるようになる。前半の10kmまでは若干道が狭いのだが、自分に適したブロックにいると周りのペースにあわせて走っていれば良いのでストレスはさほどない。

2週間ぶりのランなのでどんな感じかドキドキものであったが意外と走れる感じはする。なんと言っても足が軽いのは良い。最初の1kmのラップは5:19。そこで、東京マラソンを超えて40分を切ることに目標を置く。

その後5分1桁台のラップが続くが何となく息が切れてくる。これが2週間走らなかった影響だと思いながら走る。

早くもトップ選手とすれ違う。これが古河マラソンの楽しいところ。速い選手を眺めながら走ることが出来る。

5-10 km (26:13)【24:38、24:42、27:14】

比較的暖かいので、給水を最初から積極的にする。走りながら飲むことを心がける。

だが、足に影響が出始める。既に疲労気味。レース後半に向けてイヤーな予感が頭をよぎる。しかし、2週間もゆっくり休んだので十分に疲労からは回復しているはずだから大丈夫だと言い聞かせる。まだ40分を切る気は満々であった。

10-15 km (26:08)【24.44、24:35、27:31】

あまり覚えていないが淡々と走る。給水は頻繁に行う。

15-20 km (26:23)【25:04, 24:55, 27:27】

中間 (1:51:03)【1:46:10, 1:45:58, 1:58:47】

ここもあまり覚えていないが淡々と走る。だが、足はもうかなり辛くなっている。15kmすぎでジェルを1つ飲み干した。

その後、道路も広くなり気持ちよく走れるようになる。ただ、既に遅れだしているのはよく分かる。中間点で時間を見てもう40分を切るのは絶望的なことが分かる。それとともに急に疲労感が襲ってくる。

 20-25 km (27:15)【24:57, 25:05, 27:14 】

今回は既に中間点からレース後半の苦しみが始まっていた。この区間も苦しく、既に歩きながらの給水が始まっている。しかもそれが少々長め。とにかく5kmは走ってその後の給水は歩いても良し、とのルールを決める。しかし、なかなか守れない、給水を見ると思わず立ち寄ってしまう。

25-30km (28:03)【24:57, 25:27, 27:30】

もうだめ。足が動かない。給水してからの歩く時間が更に長くなる。

30-35 km (30:00)【25:27, 26:31, 27:02】

30km 過ぎてからもう一つのジェルを飲み干す。しばらく行くと給食所があったので、食いたくはないが止まりたいからと立ち寄って思わずあんパンを一つ頂く。ところがあんパンではなくチョコパンであった。

これは正直気持ちが悪くなるほど甘かった。給水でもスポーツドリンクではなく水を取っていたので、この甘さにはおえっとくる。しばらくは胃の中がむかむかして気持ちが悪かった。

ここを何とかこらえて35kmを過ぎたら歩こうと思う。

女性ランナーの多さに圧倒される。これほど女性ランナーが多いのは珍しいのではないだろうか。多くの女性に抜かれていく。

35-40 km (30:10)【25:57, 27:06, 28:09】

約束通り35kmを超えてすぐに歩く。給水以外で歩いたのは久しぶり(だと思う)。もう完全にダメだった。足が全く動かない。これ以降は時々歩くことになる。

目標はサブ4死守と大幅に下方修正。頭が働かなかったので、サブ4もかなり際どい気がして最後の5kmは走りきったと思う、ゆっくりだが。

Finish (13:09)【11:27, 11:25, 12:10】

あと1kmを過ぎる。もう少しなのだが足に力が入らない。周りがラストスパートをかけているのでわしは抜かれまくる。ここでも女性ランナーの多さに圧倒される。

力なくゴール。とにかく終わったことだけが嬉しい。

完走メダルをゲット。これにて目標は達成。続いての記録証発行所には長蛇の列。20分違うと人の多さもかなり違う。

荷物を受け取り急いで支度をする。温度が高かったせいか顔は塩だらけ。タオルで拭うと塩の結晶がきらきらと舞い上がり太陽の光を反射して美しい。

バス乗り場に向かう。ここでも長蛇の列だが、古河マラソンはこの無料送迎バスがとても充実している。行きも帰りもきれいな観光バスをこれでもかと次々に投入してくれる。大勢の人が長蛇の列で並んでいるのだが、あっという間にバスに乗れるのはすばらしい。

 帰りの電車で、偶然に(マラソンで知り合った)知人に会って、ずっと今シーズンのお互いのレース話をしながら帰宅をする。

本日は出勤のたかどんが早めに帰っていた。開口一番、良く完走したねと。これは嬉しかった。ランナーズアップデートを見ていれば、後半の落ち込みからかなり危ないことは分かると思う。湧かしておいてくれた風呂に浸かって疲れを癒やす。

・振り返って

2週間走らないとここまで走力が落ちるとは思っていなかった。正直言って考えが甘すぎた。今回の原因は2週間前の東京マラソンではなくて、その後のサボりのせいだろう。走り始めは足が軽かったのにもかかわらず10kmそこそこで足がダメになるのは、走らなかったことに原因がある。少しでも良いから走るべきであった。

体重ををみてもよく分かる。必ずしも軽ければ良いというわけではないと思うが、体重は練習量を反映している。今年度は多くても月200kmであった。もう少し走らなければならないと思う。

もう一つの敗因は、最初に自分の状況を理解せずに前半飛ばしすぎてしまったこと。一昨昨日のように走ればもう少し楽に走りきったのではないかと思う。

これで今シーズンのレースは完全に終わり。これまで各シーズンに自己ベストを更新してきたが、6年目でついにそれも途絶えてしまった。

・来シーズンに向けて

ほぼ自分の能力の限界に達したのはよく分かる。今後どのような気持ちでランニングをしようか。ファンランも良いだろう。しかし、今回認識したのは練習不足でのぞめばサブ4でも地獄の苦しみを味わうと言うこと。

まあ、しばらくはゆっくりしよう。一旦リセットして再び新しい気持ちでランニングに取り組みたいと思う。

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古河はなももマラソン完走

東京マラソンから1度も走らずに古河マラソンを迎えた。3月に入ってから最初のランニングがレース。

さすがに2週間の間隔は短すぎるだろう。本来ならば東京マラソン当選の時点で古河は走らないのだろうが、完走メダルを3つ集めて丸くしたかったので、走ることにした。

さて、結果、3時間51分52秒。

前半はせめて東京マラソンを上回ろうと3時間40分を切ることを目標にした。

しかし、足が持たず。後半ではかなり歩きが入る。これほど歩いたのは初マラソン以来か。

帰って早速メダルを箱に入れて丸くした。

詳細は後日に。

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東京マラソン備忘録 - その2・論文投稿

小学生の合唱、招待選手の紹介、国歌斉唱、小池知事の挨拶等が一通り終わるとまずは車いすがスタート、更にその5分後にマラソンがいよいよ始まる。

以下データはランナーズ・アップデートより。

(0km-5km) 25:14

スタート時のロスは2分程。これだけ大きな大会なのに驚異的に短い。道路も広くて走りやすい。最高だ。ただ、スター直前にランナーがビニール袋等を脱いで歩道に向かって投げるのだが、届かなかったもの等が走路に浮いていたりして、この点だけが残念だ。ただ、これはあくまで我々ランナー側のマナーの問題だ。

これからしばらくは下りが続くので、ここで頑張って波に乗ろうと思っていたのだが、その通りものすごく走りやすい。沿道の声援も途切れることがない。

スタート時は日陰で寒かったが、日向に出ると暖かい。

時計を見ると最初の1km以外は5:00を切っているので、このままいけるところまで行こうと思う。

(5km-10km) 25:28

10kmのランナーは後ろからスタートしたので、縫うようにしてものすごい勢いで抜いていく。ちょっと可哀想。高校生(だと思う)が鉢巻きをして集団で走っている。何組かの集団に追い越されたが、ある集団の一人がわしの近くで派手に転倒。仲間も止まって様子を見ていたようだ(その後、彼らには追い越されなかったが大丈夫だっただろうか)。

早めに給水もする。走りながら飲むことを心がける。

ここでも引き続き時計を見ると5:00を切っている。ただ、既に若干足には来ているような感じがあった。どこまで持つであろうか、と嫌な不安感はあった。

しかも、まだ10kmに至らないのに、道路上の距離の表示より大分早く時計のラップが鳴るので、道路上の10kmで時計をスタート時からの時間に変えてみたら何と50:40程度であった。

もしかしたら49分切っているかも、なんて考えながら走っていたので、これにはびっくり。噂には聞いていたが、GPS時計の距離の計測はかなり不正確だ。

がっくりしたのもあって、これ以降はラップは見ないことにした。これでは変に惑わされてしまう。

(10km-15km) 25:50

コースを通して見所満載なのだが、特に面白いことは無い、いつもとは違った視点から見られることがユニークと言えばそうであろうか。声援にも全く答えずに走りに集中する。ほとんど景色は見なかった。以降も同じ。

この区間で既に折り返してゴールに近い車いすランナートップとすれ違ったと思う。

(15km-20km) 26:02

淡々と走るが、もう足が疲労気味。

もう少し速く走っていればトップのランナーとすれ違ったと思うのだがこれが残念であった。かろうじて猫ひろし氏を目撃。これ以降、有名人を見ることはなかった。

もう、ほとんど自分の時計を見ることはなかった。一つには頑張る気力が多少薄れていたのと、もう一つにはほぼ5km毎に時計自動車が道路に配備されていたので、それで時間をチェックすれば十分な気がしたからだ。更にもう一つ、周りのランナーがよく走っているので、その中で流れに乗って走っていると自然とペースが守られるから。これが良かった。

どこだったか忘れてしまったが、足の爪や裏が痛いのは、かなり早い時期から認識していた。

(20km-25km) 26:17

24kmを過ぎたところで急に空腹感を覚えて、アミノバイタルジェルを胃に流し込む。もう疲れてきたので歩きながら給水。

(25km-30km) 26:26

銀座のあたりに至るとランナー密度もかなり薄れてくる。同時に周りの速さも遅くなってくるので、流されないように意識して少し速めに走る。しかし、かなり辛くなってきて遅くなっているのが分かる。

どこかで、道路のど真ん中に大きなテレビがあって、そこで日本人がインタビューを受けていた。その時には今井君かと思った。

(30km-35km) 26:36

ここからが長かった。折り返しのランナーとすれ違うが、彼らはサブ3だろう、もう少しでゴールだ。しかし、わしはまだ10km以上走らねば。

給水すると歩いてしまうのでしばらく我慢し、35kmを超えたら給水で歩こう、とだけ考えながら走る。

(35km-40km)27:20

ここからが地獄。足の裏や爪は痛いし、右のハムストリングをかなりしんどくなってきた。とにかく30から40kmまでの折り返しを含む直線は辛い区間であった。

ここで再び空腹を覚え、もう一つのジェルを流し込む。

(40km-42km)11:38

 最後の1km、石畳風にブロックを敷き詰めてあって走りにくいことこの上ない。しかしゴールも直前。少し頑張りがきくようになった(というより周りが遅いのだろう)。ここだけが幸せな気分で走れた。

終了後:歩いてゼッケンの色によって違ったところで荷物を受け取ることになる。わしは日比谷公園方面だ。誘導されて力なく歩いて行く。タイムはいまいちだったが、終わったことが何より嬉しい。それと同時に2週間後の古河マラソンを走るのは絶望的な気がした。

歩く区間が長い。途中、タオル、風よけ、メダル等を受け取り、スポンサー企業だろうか、様々な飲み物、食べ物等を受け取っていく。持って歩く荷物も重くなる。延々と歩く。スタッフや企業の方は笑顔でおめでとうと声をかけてくれる。わしも嬉しくて、ここではありがとうを繰り返しハイタッチをしていった。

スタッフの皆さんには本当に頭が下がる思いである。スタート前からゴール後まで本当に有り難かった。

途中、たかどんに電話をすると直ぐ近くにいるとのこと、場所を伝えると、そこまで来た。ただし、わしは公園内でたかどんは道路を挟んだ反対側。とにかく荷物を受け取ってから直ぐに出ると行ってわしは公園内へ進んだ。

ここからもまた長い。荷物を受け取り、公園内でささっと上下のスポーツウェアを羽織って公園を後にする。しかし、なんせ距離が長くてかなりの時間をくう。たかどんからは先に帰るとの連絡を受けていた。

 ともかくホテルに戻り、しばらく休んでから銀座を冷やかしにたかどんと出かける。そのあとお茶の水で一杯飲んでホテルに戻ってもう1泊。ゆっくりと眠る。

ここで東京マラソンを総括しておこう。自己ベストを狙っている人は是非走って欲しい。当たるまで諦めず出すべし。確実に良いタイムが出ると思う。すばらしい大会である。わしは年のせいもあって下降気味ではあるが、記録が上向いている人にこそ走って欲しいと思う。

さて、翌日はわしは代休を取ってある。帰りにたかどんの大学に寄ってから帰宅。録画を見るがわしのゴールの時間には放送は終わっていた。

翌日の火曜日から疾風怒濤の日々。休んでいた間の諸々を消化し、そのあとは論文執筆。

わしの趣味は2つ、ランニングと物理の研究。東京マラソンで十分に楽しんだ後はもう一つの趣味を大いに楽しむ。 卒研生が頑張ってくれたので卒業までに是非論文を、ということでマラソ以降没頭してきた。

それもついに今日で完成。本日投稿。終わった。論文執筆もマラソンと同じ。最後の最後が実にしんどい。

ところでもうすぐ古河マラソン。東京マラソン後、全く走らないまま古河を迎えることになりそう。まあ、一つの実験だな。

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東京マラソン備忘録 - その1

・結果 3:40:51(ネット)

・服装等

オレンジの安物Tシャツ、ナンバーの一番短い短パン、CWXパンツ、ザムストふくらはぎ、アームウォーマー、レーシングランプロソックス(青、新品)、CWX帽子、ガーミン時計、靴はタクミレン(ブースト化してない昔のもの)

・持ち物

アミノバイタルの赤を2つ。初めて携帯を持って走る。

・終了後のダメージ

右のハムストリングが走っている最中からかなり危ない感じであり今も筋肉痛。また右足の裏が痛い。

左の人差し指の先端から爪の中にかけて内出血、これは数ヶ月後に爪がはがれる可能性あり。右親指の爪も紫になって痛い。こちらは爪の変形だけではがれはしないと思う。右親指付け根の下側に巨大な血豆。

以上のようにかなりのダメージを受ける。爪内出血や血豆には以下の原因がある。

当初は今年の3つのレースで使用したマナを履く予定であったが、家を出る直前にとっさにタクミレン( 昨年の古河で自己ベストを出したもの。そのままじっと寝かしてあった)も持って出かけた。当日の朝、悩みつつも自己ベストを出した靴に賭けることにした。タクミレンは親指付け根の上の部分が擦れて痛くなった記憶があるので靴のひもは若干緩めに結んだ。しかも靴下は一度も履いていない新品を使用(古いのも持って行ったのだが)。

これら全ての選択が間違っていた。

東京ど真ん中のアスファルトは固くて、健康サンダルのぶつぶつみたいなところが多かった。足に悪いなーと感じた。こんなの初めてかも。明らかにマナの方が合っている。靴下も新品なのでゴムの摩擦が強くてすべらないのは良いのだが、その分、足の皮がすべって擦れて大きな血豆が出来たと思われる。もう少しきつめにひもを結べば多少はましだったかも。足への負担が大きいと感じた。

・体重 59.70kg (前日) 

前日まで:土曜日は出勤なので代休を取り金曜日にビッグサイトまでエントリーしに行く。外国人の姿が目立つ。エントリーの際、右手にバンドをはめられる。これは走り終えるまで外せないとのこと。エントリーはすぐに終わるが、出口から自然に東京マラソンEXPOに導かれ、いろいろなものをもらうが何も買わない。

土曜日の出勤があるのであまりゆっくりしている気分ではなくそそくさと帰宅。

土曜日は監督業務。16時30分に解散となり、急いでお茶の水のホテルに向かう。たかどんは既に到着している。晩飯は軽くうどんを食い、コンビニでおむすびを1つ買ってホテルで食う。

当日朝:5時起床。まずトイレで大を気張る。あまり出ず。シャワーを浴びて着替えを済ます。

ホテルの朝食、通常は7:00だがこの週末は6:30からとのこと。ランナーのためだと解釈するがそれならばもう少し早くして欲しい。5分前に食堂前にスタンバイする。ところがびっくり、いるのは大勢の受験生。そういえばここらには大学が多い。スポーツウエアなんてふざけた格好しているのはわしだけ。朝食時間を早めたのはランナーのためではなく受験生のためであった。開店と同時にバイキング形式の沢山のおかずは無視して白飯を2杯、味噌汁、納豆、卵焼きだけを大急ぎで食う。

となりの受験生がその隣の年寄りに話しかけられてまじめに受け答えしている。山梨から東大を受けに来たそうだ。わしにもこんな初々しい時期があったなぁとしみじみと思い出す。受験は青春時代の大きなイベントの1つであったので、この受験生に若かりし頃の自分の姿を重ねてしまう。幸運を祈る。

部屋に戻って再び大、ある程度出て一安心。

靴は思い切ってタクミレンを選択。しかし、これは家を出た時点でもう決めていたのだな、今から思えば。

7時にホテルを出て新宿へ。たかどんも着いてきてくれる。駅からはぞろぞろと大勢の人に交じって第4ゲートへ向かう。けっこう遠いな。

会場ではまずリストバンドに機械を当てて本人確認し、すぐに荷物を預けることになる。ここでたかどんとはお別れ。上下に羽織ったウエアを脱いでビニール袋に入れて預ける。袋は小さめなので苦労してバッグを入れている人もいた。

給食があったので、バナナとポカリスエットのジェルと顆粒状のアミノ酸をゲットしてお腹に入れる。

それからすぐにトイレに並ぶが、かなりの時間を取られる。早めに行動していて良かった、全く焦ることはない。

すっきりしてからCブロックへ向かう。ただ、全体的に広すぎてなかなか場所が分からない。スタッフに聞いたりしながらお目当てのCブロックへ。各ブロックへ入る際にはスタッフがゼッケンを確認しているが、これは良いことだと思う。

ここで待つ間は寒くて困った。ビルの谷間で日が当たらず冷たいビル風が吹き付ける。前の人もぶるぶる震えていた。ビニールをかぶっている人も多い。 

 (マラソン前後に2日も休んだので忙しくてゆっくり書いてる暇無し。後日へと続く)

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東京前の最後のEペース走5km・論文執筆進む

5.26 km 30:44 (5:50)

水曜日:チャリで出勤。もう河畔は通らず町中をちんたら進む。

朝から計算しつつ論文執筆。更に学生の試験結果の成績を入力したりする。

夕方卒研生が来てしばし議論。彼が以前から「あるパラメターで通常と違った現象がある」と言っていたがわしはあまり信じていなくて「あれを調べよ、これを調べよ」と言っていたのだが思い切って自分で計算してみた。そうしたらわしの予想とは違った結果が出て来る。これも論文に追加しよう。ようやった。

帰りが少々遅くなり休足。

木曜日:雨なので車で出勤。

朝は昨日の学生の発見を検証し、典型的なパラメターを探す。昼前に論文へ載せる図を準備。

昼に1名の追試。

それ以外はずっと論文執筆。一応最後まで行ったので、最初に戻ってイントロからきちんと文献を追加していく。

帰宅直前にある学生から「試験を受けたが欠試となっているのは何故か」とメールで問い合わせ。160名分の解答用紙をチェックすると確かにある。どうもマークシートの読み取りがうまくいっていなかった模様。直ぐに採点して事務で成績修正の依頼をする。

少し遅くなってから帰宅し、走りに出かける。本日は気休め程度のジョグ。距離も2周の5kmである。足は重め。地面が濡れているので慎重に走る。所々地面が安定していて明るい場所でMペース程度で走ってみる。

何度か繰り返すうちに楽になってくる。

あっという間に5kmとなるが、何度かMペース流しを繰り返す。これで東京前のランニングは終了となる。

土曜日が重要業務で出勤なので、明日金曜日に代休を取る。その土曜日に何か業務でトラブルがあるとやばいので明日には東京マラソンのエントリーを済ませる予定である。

そういうわけで、いよいよ東京マラソンだ。

しかし、未だに論文の方が気になる。

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疲労回復走7km・多忙な日々が続く

7.49 km 45:27 (6:04)

月曜日:チャリで河畔を通勤。日曜日に足が軽かったのでもう少し河畔通勤を続けよう。

朝から終日論文執筆に明け暮れる。大分進む。大枠は見えてきた。

帰ろうと思ったら雨がザーザー降ってくる。しばらく待つが止む気配がない。仕方がないからバスで帰る。

休足。

火曜日:バスで通勤。

朝から論文。ほぼ終わりが見えてくる。

昼から追試。26名が受験。半分以上出来た学生を合格にしようと思っていたが「終わった−、やっと春休みだー」なんていう学生の声を聞くと落としにくくなってくる。こんなに遅い時期まで我慢してたんやしな。甘いかなぁ。

終わって直ぐに採点し、また明日の朝に冷静に考える予定。

その後、論文を進める。計算結果を出力しようとすると、ソフトが突然落ちてしまう。明日もう一度計算だ。

チャリで帰宅し走りに出かける。走り出してみると足が重い。日曜日の軽さはどこへ行った?と思うくらいの想定外の重さ。ゆっくりと走り短い距離で終わることにした。あまりに重いので5kmで終わろうかとも思ったが、血行も良くなったせいか気持ちよくもなってきたので3周する。もう1日は走るつもりだ。

木曜までに論文は第0版をまで持って行かねばならない。この論文、意外と面白くなってきた。今の気分では「論文>東京マラソン」といった感じか。

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