11.44km 1:08:38 (6:00)
朝から論文と格闘。といっても原稿自体はほぼ出来上がっているが、実は少々分からないことが出てきたので、再び考え始める。ものすごく簡単なことなのだが、分からない。知恵の輪に似ていて、単純な形で外れると分かっていても外せないもどかしさ。しばらく前から気になっていたのだが、論文の公開が近づいてくると細かい点でも全て明らかにしなければならない。午前中はこの知恵の輪と格闘し、ようやく何となく分かってきた。
午後は講義ノートの執筆に時間を割く。こちらも分からないある部分が出てきた、いや、分からないことはないのだが、明確に説明できない。こういう風なあやふやな理解だと、講義でも失敗するのでうんうんと考える。
なんでもそうだが、うまく行っているときには疲れない、疲れないというより疲れを心地よく感じる。しかし、行き詰まるとどっと疲れる。マラソンでも同じだな。今日はなかなかテンションは上がらない。
疲れるとブリキの太鼓を少し読む。1959年出版とのこと。今でも十分に衝撃を受けるのだが、当時はどれほどだったであろうか。
さあ、夜は走りに出かける。日が長くなったので、まだ空は群青色だ。日中は暑かったので虫が多いかと思ったがむしろ少ない方だった。わしは通勤のチャリではたいがい歌を口ずさんでいるのだが、今日は帰りに何故か「男女男男女男女・・・」が突然出てきて、それがそのまま走っているときまで続いた。これ走るときに結構良いかも。そんな感じで走っていたが、3km程行くと気持ちよくて眠くなってくる。時々目をつむってみる。そのまま倒れ込んで寝てしまいたい。更に走ると目が覚めて、あとはいろいろと考え事。早く論文から解放されたいのー。
