変則ビルドアップ走

12.03 km 1:09:06 (5:45)

朝起きてトイレに行くと小と同時に大も出てしまう。そうすると走りに行かなければならない気持ちになる。通常、走る前にすることは、エネルギー・水分の補給と大を出すことだ。前者と違って後者はなかなかコントロールできない。その難問が目覚めると同時に解決されてしまうのだから、走らなければ申し訳ない。

ここ半年くらいか、あまり記憶は正確では無いがこのようなことが頻繁に起こっている。

昨日は書き忘れたのだが、フォームを意識して走った。へそのすぐ下から足がはえているような気持ちで、骨盤からぐいぐいと進んでいくような感じ。シャツではなくパンツにぴょんきちがいて、それがわしを引っ張っていくイメージだ。そうすると、わしの場合には腰高になって体も前傾し体幹で走っているような気になる。

これを無意識に出来るようにしたい。昨日は、サブ4ペースの時には良いのだが、Mペースになると余裕が無いから忘れてしまう。時々思い出しては修正するが、また忘れる。

だから、今日はフォームをチェックしながら走ることにした。アップのジョグから入ってMペースをしようと思い、かなり一生懸命走ったのだが、2kmのラップを見ると5'40"だったので、ここでMペースは諦めた。昨日のロング走の疲労もあるし、起きたてで調子もいまいちだ。

そこで走りながら考えた。1kmずつビルドアップしていってフォームを維持できるかチェックしようと。今日は河畔のコースで10km程度走る予定だから、前半・後半と2回やろう。

1kmずつ上げていってフォームが崩れないかチェックする。前半、Mペースまではまあまあだった。今日はMペース以上に上げるつもりは無いので一旦、一呼吸おいてから再びEペースから始め最後にMペースへ。このくらいの距離なら何とかフォームは維持できそう。問題はやはりロング走だな。

後半、老人が老犬と散歩をしていた。そこを追い越したら、後ろでそのじいさんが「速いなー」と老犬に話しかけているのが聞こえた。たいして速くないのはわしが一番知っている、そのわしを速いと評価をくれる。ありがたいのー。

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このお盆休み、まあまあの練習が出来たと思う。

帰ってから疲れもあってうだうだしたのだが、「楽園への道」を読了。ずいぶんと時間がかかってしまったが、なかなか盛り上がらなかったので、ペースが上がらなかった。「ブリキの太鼓」のようにはいかなかった。ゴーギャンと彼の祖母(祖母の方が主人公だ)の晩年の最後に輝いた時期を、交互に描いた作品、最後には2人が交わると思っていたが、そうではなかった。村上春樹1Q84に似ているのだが、2人が交わることはない。しかし、全く違った世界で生きた2人が、その根底のところでは同じ遺伝子を持っていることが分かる。そういう意味では、確かにこのように描くことが最も効果的だということは理解できた。ゴーギャンの多くの絵画の記述が出てきたのだが、webで調べると絵画を目で見ることが出来る。便利な世の中だ。

晩飯は、久しぶりなのだが、熱帯焼きそばを作った。大昔、クッキングパパで見てうまそうで作ってみたら、本当にうまくて感激してよく作ったのだが、この10年以上は作っていなかった。ついこの間、たかどんに頼まれてナンプラーを買ってきてから気にかかっていたので、今日作った。相変わらずうまかった。

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