サブ4ペース走12km・蛇を見る

12.26 km 1:08:53 (5:37)

木曜日:起きる直前に鮮明な夢を見た。

どうしてか分からないがわしはコブレンツのとある家にいた。ドイツの普通の家のようなのだが、服を売っている店らしい。どうしてもケルンで用事があるので、それを済ませてからもう一度来る、と太ったドイツ人のおばさんに言ってわしはその家をあとにした。道路に出てから、その家の場所を忘れてはいけないので、近くの特徴ある建物を目印として覚えておいた。

しばらく歩くとアーケード通りに出たので、道順をよく確認しておいた。コブレンツには大きな港があったのだが、その港にある駅から鉄道に乗ってケルンに行くつもりであった。屋根のないオープンカーの列車が止まっていて、どこ行きか分からないので駅員に行き先を尋ねるのだが、駅員もよく分からないようだ。

会話は全て英語でしていたが、なかなかすらすらとは口から出てもなくて難儀した。それでも一生懸命考え考え会話をしていた。

そうしているうちに列車は出てしまったが、幸いにも別の列車が到着した。駅員にこれはイタリアではなくてケルンに行くのか、と聞いているところで目が覚めた。

あまりにもリアルでしばらく何だったのかと考えた。英語を考える感覚まで残っていた。

雨なので車で出勤。

午前中は研究を行うも眠くて集中できず。10km走るのは基本的にはかなりの負担になることを再認識する。シーズン中は10kmはむしろ短い方だ。しかし、しばらく走らないで走力が衰えた身体には、なかなかの距離なのだ。徐々に走力もアップしてきているようだがそれに比例して疲れも溜まってきている。

午後は授業。半分くらい演習をして、もう半分はとにかく質問してもらってそれに答える。教科書には書いていないような感覚的・直感的な理解をしてもらえるようにいろいろなたとえ話をする。

そのあと、挫折しそうな学生のソツケン指導をちょこっとする。

それでもう限界。眠くて仕方がない。

金曜日:また夢を見た。

集中講義をしに行ってもう始まるのに全く準備をしていない。ところが始まってしまった。仕方ないので何とか乗り切ろうと、この講義ではこれこれに関してこういう順番でこういった風に話をしていきます、とか、とにかく間を持たせている夢だった。

冬に某大学で集中講義をするのだが、それが多少はプレッシャーになっているのか。実は昨日からどんな感じでやるか、少しずつ準備を始めたのだ。その記憶が夢を見させたらしい。

朝から天気が良くて気持ちいい。チャリで出勤。

午前中の前半を使って、集中講義の準備。キーとなる論文を良く理解する。

それから、エッジ状態の計算など。午後は、強磁場極限での量子異常を少し考える。なかなか面白い視点だ。

定例の休足日。

土曜日:昨夜も疲れて眠くてワインを飲んだらそのまま寝てしまった。お陰でぐっすり眠れた。しげるさんのお見舞いと買い物。

必殺仕事人の録画が溜まってしまった。毎日やっているが、週末でもそうそう見られない。今日は2つ見た。午後少し授業の準備をして、夕方に走りに出かけた。

今日はサブ4ペース程度の10kmの予定。河畔コース。今日はふくらはぎの調子が悪くて、ふくらはぎの芯に嫌な何かを感じる。

5km付近、堤防をピンクの車が通ったあと、おっさんが立ち止まって何かを見ている。追い越そうとすると足を地面にどんどんしている。何かと思ったら蛇だった。近くに「まむし注意」の看板もあるしな。へびが舗装上でじっとしている。おっさんによると先ほどの車が踏んでいったので死んでいるとのこと。

少しほっとしてそのまま走って行く。帰りに同じ場所でじっと観察する。まだ動いていたが、口から血を出しているようだ。黒いしましまがある。帰ってから調べよう。

再び走り出したらふくらはぎがかなり張った感じになったので、少しスピードを落とした。その後、足の着地方法や体の角度を工夫して、可能な限りふくらはぎを使わないようなフォームを探しながら走る。最後に流しを4本入れる。

帰ってからネットで調べたら、例の蛇はまむしのような気がする。しかし、はっきりとは分からない。

f:id:TakaQ:20160514204003g:plain