疲労回復走だが途中からRCと一緒に・歩いて旅をしている若者に出会う

10.07 km 57:47 (5:44)

かなり涼しかったのでエアコン問題は起きず夜はぐっすりと眠ることが出来た。

朝から再びバタフライ図。別の模型でもうまく行くことが分かって、より一般化しようと思ってあれこれ考える。少し条件を弱くすると、多くの模型に当てはまる、かなり一般的な結果となる。

ここでふと思い出す、これって○○公式やんか。

一瞬頭が真っ白になる。

そう、もう30年以上も前に提案された公式である。知ってはいたがあまり理解出来なかったので特に使うこともなかったのだが・・・。なんとまあ、としか言いようがない。この公式の意味が今始めて心底よ〜く分かったのは良いが、論文にはならない。

力が抜ける。

なかなか面白いことを発見したと思ったら、もう30年も前に分かっていたのだ。全く違った観点から全く違った計算をして導いた、と言う点では新しいのだが、如何せん結果が同じ。

よくあることなのだが、脱力感で一杯。

やけくそでおやつにパンを食う。

 帰宅後走りに出かける。湖畔までの途中、歩いて旅をしている若者に出会う。旭川から2ヶ月歩いているとのこと。まだ学生なのだが休学しているそうだ。わしも京都にいる頃、舞鶴まで歩いて行こうとしたことがあったなどと話すと彼は大阪出身だそう。しばらく話しながら湖畔まで歩く。彼は今晩は湖畔で野宿するというのでトイレ・水の場所を教えて分かれる。若いというのはすばらしい。いろいろな経験をして元気に鹿児島まで到達して欲しい。健康には注意してな。

こちらまで元気になって軽やかに走り始めるが、直ぐに足が重くなって疲労回復走に移行する。昼間の研究結果について考えながら走る。

6kmくらいか、何処かのランニングクラブ10名程度が集団で追い越していったが、それ程速いペースではなかったので、そのまま集団に吸収される形で着いていく。わしは好きな時間に好きな練習をしたいのでRCには入っていないが、集団で走るのもなかなか良いものだ。ペースメーカーがいるので、全く何も考えずに女性の後ろに着いて走れば良い。

しばらく未知の感覚を味わう。まあ、マラソン・レースは究極の集団走なのだが、それとは明らかに違う。

なかなか良いもんだが、しかし、これからもわしは一人で走るだろう。

 

いろいろなことがあった1日であった。

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