勝田マラソン備忘録

・服装等

オレンジの安物Tシャツ、ナンバーの一番短い短パン、CWXパンツ、ザムストふくらはぎ、アームウォーマー、レーシングランプロソックス(白)、CWX帽子、ガーミン時計、靴はマナ

・持ち物

アミノバイタルの青を2つ、ザバスの梅味1つ(使用せず)

・終了後のダメージ

足の指先が少々痛い。足全体に筋肉痛はあるが、概ね大丈夫。左膝は多少は悪化したかもしれないが、良くも悪くも無しといった感じ。

・体重

起床後60.30kg (昨年は59.0kg、一昨年は56.9kg)、帰宅後59.30kg

・気象データ(水戸/気温 ℃, 風速 m/s)

10時 6.8, 3.0

11時 8.5, 1.9

12時 9.5, 3.0

13時 10.8, 3.1

14時 10.6, 3.1

15時 10.3, 3.5

前日まで:つくばに引き続き、今回もカーボローディングもしない、カフェインも抜かない、前日にも酒を飲む、と普段通りの生活を全く変えていない。

土曜日に大量の大が出る。これだけ出れば日曜日も大丈夫だろうと思う。カーボアウトしないで若干のカーボイン(そばを食いながら飯を食うとか)した結果か。

当日朝:つくばは大量にもちを食って臨んだが途中で腹が減って困った。今回はもちではなく白米のご飯を1合食う。半合を納豆と食い、もう半合をおむすび3つにしてもらって2つを家でちびちび食う。バナナ1本、カステラは数切れ。家で食ったのはこれくらい。

今回はウォーターローディングはしない。前回のつくばでは折角ローディングした水がスタート前に出てしまって、そのお陰でトイレで苦労したので。

会場入りは9時20分くらいか。

着いたら、参加賞をゲットしてからまず着替え。それからおむすび1つ、バナナ1本、アミノバイタルの赤1本を飲む。

9時50分に荷物を預け、最後尾ブロックの所にあるトイレで小ののち、Dブロックへ。20分前で丁度折れ曲りの所。勝田はいつもここだ。

風が吹くと寒い。人混みの奥に入って暖を取る。

そうしているうちにスタート。以下はランナーズアップデートからのデータに基づく。

(区間) 今年の記録 [昨年, 一昨年の記録]

(0-5km) 0:26:27 [26:28, 25:45]

勝田は最初はなかなか進まないが、大通りに入ると割と自由に走れる。先週の10kmペースを行ってから、足の疲労が取れなくて困っていたが、回復走のお陰か、或いは単に日数が経ったお陰か、足の調子は悪くはない。

気になる最初のラップは5:26で渋滞の割には良い。これから5:15が適正ペースだと判断する。最近は35km過ぎの苦痛が頭に焼き付いてしまっているので、始めはできる限り押さえようとする傾向にある。

(6-10km) 0:26:13 [26:25, 25:25]

給水は全てパスする。7kmくらいで田舎道を折れて大きな道路に出ると、冷たい風が吹きつけて「寒い」という声が周りのランナーから上がる。そこそこの向かい風。

5:15程度を維持しながら無理をしないように走る。

9kmの手前で、颯爽と走る年配の女性ランナーを発見。後ろ姿を見るとかなり走り込んだ様子。若干わしよりペースは速いのだが着いていこうと思う。10kmのラップが速くなっているのはこのせいだ。しかし、その後、初めて給水するのだが、ごたごたに紛れて見失ってしまう。

しかし、なんとか追いつこうと頑張ってようやく発見。よくみると外人さんだった。多分わしより年上。

(11-15km) 0:26:08 [26:35, 25:49]

この辺りは大きなアップダウンが続く。わしは下りでは重力に身を任せだーっと駆けおり、登りではペースを落とす。14kmのラップが最速だったが、これは大きな下りだったためで、この下りで彼女を追い越す。その後の登りで追いつかれるのは必至だが。

(16-20km) 0:26:05 [26:40, 26:03]

案の定、原研前で追いつかれ、徐々に引き離されていく。しばらくは着いていたが、無理はしない方が良いだろうとの判断で離れる。

比較的ラップは安定しているし、まだまだ余裕度もあるのだが、自重しながらレース展開を考える。

20kmからあげた水戸では、35kmでの地獄のような苦しみを味わった(これがかなり強烈に印象に残っている)。少しあげるにしても25kmからにしようと思う。

腹は全く減っていないが、アミノバイタルを半分ほど取る。ゼリー状のものだとばっかり思っていたが、水飴状のものだった。ゼリー状は赤だったことに気がつく。

中間通過 01:50:37 [1:52:01, 1:48:50]

(21-25km) 0:25:59 [26:30, 26:40]

この区間は全体的になだらかな下り区間ではなかったろうか。だから必然的に速くなる。意識的にスピードを出したのは24-25kmで、何がきっかけだったか忘れてしまったが、25kmからの頑張りを1km前倒しをして始めた。

(26-30km ) 0:26:23 [26:12, 27:22]

常磐線にかかる高架をひぃひぃ言いながら登る。下りではスピードを殺さないように意識する。この区間からかなり暑くなってきたので、アームウォーマーをずり下げる。これはきちんと給水をしないといけないと思い始める。

(31-35km) 0:27:29 [27:02, 28:53]

31km過ぎだったか、給水をして立ち止まる。以前は可能な限り立ち止まらないように走りながら飲むよう努力はしたのだが、NHKのランスマで金哲彦氏による「ずっと同じ筋肉を使って走るのでなく、立ち止まった時に歩いたりすると別の筋肉を使うのでその後の走りが良くなる」なる趣旨(正確な記憶ではないが)のコメントを聞いてしまったので、しんどいときにはついこれに頼って、立ち止まる自分を肯定してしまう。

ここには今後の改善の余地があるだろう。やはり止まらない方が良い、遅くても走り続けよう。

33km手前で、何となく見覚えのある後ろ姿だと思ったら学生だった。よぅっと声をかけて追い越した。

そろそろきつくなってくる。わしは普段はロング走で33km走る。だからか、ここまではレースでもまあいけるのだが、この先がいつも厳しい。特に勝田は33kmから35kmに至る長い登りと下りの2山がある。ここはきつい。

(36-40km) 0:27:21 [27:03, 28:50]

なんとか35kmに到達。後は残りの距離を考えながら走る。3時間45分は切れそうだと思う。

37kmあたりの給水所、これまでずっとポカリスエットを取ってきたが、甘いのが嫌になって初めて水を取る。ところが、この水がものすごく不味くて実に嫌な後味が口に残る。

何かの事故か間違いか?吐き気を催す。それがずっと口の中に残る。水道水でもこれほど不味いものは飲んだことがない。

この区間は1km減る毎にゴールタイムを予想しながら走る。45分は楽勝だと思っていたが、徐々に余裕がなくなってくる。

40kmの手前で、腹が減ってきたのでもったいないのだが、新しいアミノバイタルを空けて半分ほど飲む。

このあたりで、大分前に追い越されたのだが、かぶり物をしてチョウチョの羽をつけた女子を再発見し、絶対に追い越したいのだが追いつけない。余力無し、悔しい。

ゴール 3:44:05 [3:45:04, 3:47:30]

最後はダッシュも出来ず力なくゴール。

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これでも勝田マラソンのベスト記録は更新。昨年、一昨年と比べると、昨年あたりからイーブンペースになってきた。これは多分に体重も関係していると思う。一昨年より3kg以上重い。だから前半のスピードが違う。しかし、一昨年は後半は失速したので、どちらが良いかと言えば昨年・今年だろう。

何となく不完全燃焼の気分は残るのだが。

もう少し体重を落として、スピードをつけたい。それから、もう少し前半に頑張ってみる勇気を持ちたい(それが良いのか悪いのかは分からないが)、まだレースが新鮮でわくわくしながら走っていた頃のように。

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勝田マラソン完走

42.34km 3:44:06 (5:18)

何とか最低限の目標をクリアしたか。日々の練習からほぼ自分のゴールタイムが予測できるようになった。

前半は自重したため余裕があり、最速のラップは25kmだが気持ち的には30kmが最速。ただ、このあたりからかなり暑くなってきて、喉が渇いて給水の回数が増えてくる。わしは走りながら飲めないので、立ち止まってしっかり飲むことにしているのだが、その立ち止まる時間が徐々に長くなってくる。

35km、40kmはもう1分ずつ速く走れるようになると理想的だと思われる。

今回はダメージは今のところほとんどない。左膝は多少悪くなったか。

帰宅するとたかどんが駅に迎えに来てくれていた。少し買い物をして家に帰る。風呂に入ると寝てしまいそうになる。

さあ、次はいよいよ東京マラソン。先日案内状が来た。かなり厳重な受付だが、気分も高まってくる。

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勝田前最後のEペース走・面白い結果が得られる可能性

6.01 km 36:27 (6:04)

チャリで通勤。寒さで指がちぎれそうに痛くなる。

朝から計算しつつ授業の準備の同時進行。

昼飯は、かき揚げそばに飯を半合食う。カーボローディングを少し意識する。好きに炭水化物を食えるのは嬉しい。

授業。何とか理解してもらおうと例を示しつつゆっくり進める。

その後、卒研生と議論しつつ計算を進める。何かしら面白い結果が得られるかも。

帰宅後、昨日と同様、河畔に走りに出かける。昨夜と全く同様で疲労回復的なEペース走。走らなくても良い気がするがレース直前なので調整的に走る。

しかし、足が重い。ハムとおしり周りは良いのだが、大腿四頭筋には疲労がべったりと張り付いた感じ。取れそうもない気がする。今はこのペースでも10km走りたくない。

最後に慎重に流しを入れる。50m位の軽い流しを沢山入れる。

帰宅後、風呂にゆっくり浸かる。なんとかレースまでに疲労から回復して欲しい。

勝田前はこれで最後の予定。今日の様子だと、へたをするとサブ4キープが精一杯の気がしないでもない、と弱気になる。

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5週:調整Eペース走6km・まだ足が重い

6.12 km 37:45 (6:10)

○左膝は良くも悪くもならない、大丈夫か?

月曜日:チャリで通勤。足が重いのでチャリも河畔は避けて町中を通る。

朝は授業の準備。2コマ授業で疲労。研究も少しは進展。

火曜日:一日研究三昧。地道にノートを作る。まだ足が重い。

水曜日:今日も朝から研究三昧。時々、学生も質問に来る。試験が近いからな。

さて、体調。土曜日以来とにかく足が重い。階段を登るとよく分かる。最近の傾向は、レースとレースの合間にだらけて走る距離が減る・レース前に心配になり走り過ぎる・足が疲弊する・足が疲弊したままレースを迎える・レース本番で失速する。

レースでは一定ペースで走るのが重要だと言われるが、練習もそうだと思う。むしろ、一定の練習を長期間続けるのが難しい。

ともかく、今日は走ろう。帰宅後、真っ暗な河畔に。本日はゆっくり走る。最後に流しを入れようと加速し始めたら、左膝がぴきぴきっとなり始めたのですぐに減速。休足明の何でもない練習で故障することもあるので、気を付けないといけない。

さあ、勝田マラソン。3時間45分を切るのが最低限の目標。そこからどれだけ縮められるかが問題である、出来れば40分を切って東京マラソンにつなげたい。

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Eぺース走10km ・久しぶりに気持ちの良いジョグ

10.01 km 59:12 (5:55)

1日ダラダラ過ごしてしまった。

15時前に河畔に走りに出かける。本日はEペース走のジョグ。気分が楽である。

6:00程度でゆっくりと走る。昨日のMペース走で足も疲れているのだが、太陽も出ているしぽかぽかしているので4kmを過ぎると眠くなってくる。こういうジョグは久しぶり。最後に流しを3本入れておく。

帰宅後、風呂にゆっくり入る。ここでも眠くなる。

さて、いよいよ勝田まで1週間である。30km走の影響が残っているし、インターバル走やMペース走が続いたので、足は非常に重たい状態である。本来はレース2週間前の練習メニューとしては無謀なのかも知れない。

しかし、週末勤務等で走れなかったので走り込みを優先した。

これから1週間で疲労を抜いていく。カーボローディング等は特に考えていない。食って寝て風呂に入って疲労回復を図るつもり。

稀勢の里、優勝おめでとう。千秋楽も勝って横綱は間違いないだろう。本当に強くなった。

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Mペース走10km・勝田前の最終ポイント練習

10.09 km 50:30 (5:00)
○左膝の調子はまあ良い。

金曜日:チャリで通勤。本日は河畔ではなく町中を通る。コンビニでおやつ用のお菓子を買う。

朝から研究。思ったより複雑で、まだまだ調べないと分からないようだ。まあ良い。ゆっくり考えよう。

生協にあった床屋さんが、昨年末で突然閉店してしまった。随分長いことお世話になった。そこで大学の近くにある床屋を調べ、帰りに寄る。カット専門で千円。

休足。Don Davidを飲んだが、やはりおいしい。1本空けてしまった。

土曜日:朝はゆっくり起きて溜まったビデオを見る。

昼過ぎ、走ろうか走るまいか多少悩む。ちょっと足が重い気がするのだ。今週末は10kmのMペース走を行う予定だが、今日にするか明日にするか。

勝田マラソンのことを考えれば今日の方が良いだろう。

思い切って14時半過ぎに河畔に出かける。

勝田は5:15、出来れば5:10で走ろうと思う。それを考えて今日は5:00を目標。行きは向かい風で難儀する。最初のうちが特にきつかったが、しばらくすると慣れてくる。

途中、中学生か高校生の陸上部女子が練習をしている。こんにちはと挨拶してくれる。

5kmでUターンすると当然追い風。非常に楽に感じる。楽に感じると楽をしてしてしまうのであまり速くはならない。足を速く動かすことに慣れていないからであろう。

最後の登りもなるべく速さを維持しながら登り切る。

これで勝田前のポイント練習は終わりだな。

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さっとシャワーを浴びてたかどんと買い物に行く。帰ってからあんかけ焼きそば作成、食う前に風呂にゆっくりと浸かる。出てから焼きそばを完成させ食う。疲れたときにはこれにお酢をじゃぶじゃぶとかけて食うのが一番。

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インターバル走・明日の結果は如何に

5.20 km 35:03 (6:44)

○左膝は良くも悪くもなっていない。

水曜日:河畔を疾走してチャリで通勤。

午後は会議が詰まっているので、午前中に研究を進める。

午後は会議・会議・会議・会議で終わってしまう。むなしい。休足。

木曜日:河畔をチャリ。

午前中は研究を進める。おおよそ目処が付いてきたので模型の構築に入る。

午後は最初に授業。復習しながら懇切丁寧に説明した(つもり)。複雑かつ抽象的な数式群の意味するところは伝えられた(と信じている)。あとは学生が自らの頭を鍛えるしかない。

午後はゆっくりと模型を吟味していく。若い頃はうまくいきそうだと徹夜してでもまずは答えを出した。しかし、研究はうまく行かないことの方が多い。多いどころかほとんどがうまくいかない。

そういうことを繰り返してきたので、今はうまく行きそうな時にはその幸せな気持ちを楽しみながら、あまり急がずに研究をすることにしている。もちろんここには絶対に誰もやっていないから焦らなくても良いと言う自負もある。

しかし明日には大雑把な結論は出るだろう。

帰宅。若干悩むが走ることにする。さくっと終わらせたいので400×5本のインターバル走とする。ただ、勝田前で故障が怖いので、少し長めの流し程度の気持ちで走ることに。

前回は操作を間違ったので、事前に時計のスイッチを調べてから出かける。

月が出ていないので真っ暗だ。たまに下の道路を車が走るのだが対向車がハイビームにすると全く足下が見えない。走りにくい。

5本とも100秒前後であった。まあ、VDOTから見てもこんな感じだろう。

久しぶりに心肺に負荷をかけられたと思う。

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