水戸黄門漫遊マラソン備忘録

・服装等

オレンジの安物Tシャツ、ナンバー短パン、アームウォーマー、ザムストふくらはぎ、レーシングランプロソックス、CWX帽子、ガーミン時計、靴はマナブルー

雨なのでワセリンを太ももやおなか、胸、首等に塗っておく。

クリーニングのビニール袋で作った合羽。

・持ち物

アミノバイタルの赤ジェル2個、ザバスのジェルを1個。

・終了後のダメージ

レース中も余裕あったし、終了後も身体のダメージはほとんど無し。足裏にはマメなのか、雨でふやけたのかよく分からない白いぶよぶよの皮膚有り。痛くはない。

・体重(体脂肪率) [昨年度のデータ]

前:58.65kg (8.3%) 後:57.65 kg (6.5%)  [前:60.55kg (9.8%) 後:58.90 kg (8.7%)]

レース前日:

「前日の晩に食い過ぎて胃の調子が悪い」と昨年書いたのだが、今年も同じ轍を踏んでしまう。炭水化物がうまくて、昼飯は吉野家の牛丼、晩飯はおむすびを沢山食う。その結果、胃に違和感。成長無し、というか自分の持って生まれた考えはなかなか変わらないのだな。折角備忘録を書いているのだから読まんといけない。

おなかの調子が少し悪いのが気になる。

レース当日:

ひたすらおむすびを食う。

トイレには2回行ったのだが、いまいち不安が残る。そう、やはりおなかの調子がいまいち。

30分前にはBブロックに整列する。雨で棄権した人が多いのか多少余裕がある。昨年はすし詰め状態だったが。

雨がそこそこ降っている。寒い。市長さん、増田さん、谷口さんが喋っているが、太鼓演奏が始まってしまってよく聞こえない。応援してくれる方々の場慣れていないところがかえって初々しい。

いよいよスタート。Bブロックからスタート地点までの距離が短いので、ロスが少ない。

5 km 27:06 [27:20] 

雨でテンションは上がらないが、淡々と走ろう。前が詰まっていても焦らない。

2km走ると手作り合羽が破れてきてしまったので脱いで捨てる。もう少し前面をセロテープで補強する必要有り。

県庁近くの広い道路に出ると走りやすくなる。昨年と同じ程度で走ったのだな。足の状態は良い。

10 km 27:13 [27:06]

特に変わったことはない。楽に走る。ただ、大通りから田舎道に入ると走りにくくなる。10km過ぎで早めにザバスを飲む。

15 km 27:34 [27:34]

15km前後でふと気がつくと、アミノバイタルだったかな、ジェルを配っていたので道を横切るように走って受け取る。重いのですぐに飲みきって道ばたのゴミ箱に捨てる。するとおなかがかすかに痛くなってくる。まずい、トイレに行くべきだろうか。まだ大丈夫なのだが、本格的に痛くなってからでは遅い。

少し様子を見ることにする。

20 km 27:17 [27:57] 中間通過時間 1:55:10 [1:56:04]

ふと気がつくと美ジョガーと並走していたので、ペーサーにしようと後ろに着く。が、しばらく行くと追い越してしまった。微妙なアップダウン。

 25 km 27:13 [27:00]

 多少はしんどくなってくる。昨年は中間点のあとの下りを利用してスピードアップしていった。その結果の35km以降の失速がいまだにトラウマになっている。したがって、今年は自重する。

Aゼッケンの小さなおばさんに並走。ペーサーをお願いして後ろに着く。しかし、小さいおばさんで物凄いピッチ走法。そのせいか、上り下りや人混み等で自在にペースを変えるので非常に走りにくい。着いていくのを諦めて追い越す。

向かい風の区間があって少々しんどくなってくる。25kmでアミノバイタル赤を補給。

おなかも微妙。しかし、もう少し頑張ってみることにしてあまり考えないようにする。

30km 27:04 [27:23]

マラソンレースでは通常は30kmで本当に辛くなるが、今回はまだまだ大丈夫。やはり前半を抑えると違うことを実感する。

35 km 26:06 [28:04]

29kmで例のAゼッケンのおばさんに追い越される。少し早いがここからペースを上げることにする。頑張って抜き返す。それからは、はっはっ声を出しながら力走する。特に千波湖では(これでも)ごぼう抜き。いやー、気持ちが良い。

ここまで来たらおなかはもちそうだ。

40 km 27:17 [29:57]

35kmまでは或る意味ランナーズハイの状態で、最後までは保たないのは分かっていた、したがって35km過ぎたら徐々に自然に落ちていこうと思っていた。その通り、徐々に落ちていくが、昨年ほど大きな落ち込みではなかった。これが前半を抑えた効果だと思う。もちろん、千波湖を離れてからトンネルまでは微妙な上り坂で辛いが、昨年ほどではない。

Finish 12:22 [13:34]

最後の激坂も歩かず登る。しかし、タイムは大幅にロスする。最後はグロスでも50分を切りたくてスパートをかける(がダメだった)。

ゴールしても意外と大丈夫。少し物足りなさも感じるが、あまりに深いダメージはやはり避けたい。

総括:

前半を意識的に抑えるとかなり楽であることが分かった。しかし、最終的な記録は伸びない。そうかと言って、あまりに消耗する走りは正直もうしたくない。このへんの最適化をどうするかが今後の課題であろう。30kmからもう少し遅めに走れば最後まで同じペースで走れたかも知れない。

それから体重を落としたのが良かったと思う。コンディションは昨年とほぼ同じ、それで昨年より約6分速かった。これは1kgで3分と見事に一致。

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