かすみがうらマラソン備忘録

・結果(ネット)

3:40:46 (2014年 3:39:08)

・服装等

オレンジの安物Tシャツ、ナンバーの一番短い短パン、skinsパンツ、ザムストふくらはぎ、レーシングランプロソックス(白)、CWX帽子、ガーミン時計、靴はマナ

・持ち物

アミノバイタルの赤いジェル2個(使用したのは1つ)、ザバスの梅味1つ

・終了後のダメージ

走っている間は感じなかったが走り終わって歩くと足の指が痛くて驚く。まめはなかったのだがあちこち擦れていて痛い。左の中指の爪がほんのりピンク色で痛い、剥がれるかも。あとは筋肉痛。膝から上の太もも全般と股関節。

・体重体; 脂肪率

大会前:59.70 kg; 8.8% 大会後:58.35; 6.4 %(2014年データ無し)

・気象データ(降水量 mm, 気温 ℃、風速 m/s)

9時  3.0  14.7  2.9

10時 0.0  13.9  3.1

11時 0.0  15.6  2.5

12時 0.0  16.5  1.8

13時 1.0  16.1  0.8

14時 0.5  16.7  0.9

・前日まで:カフェインは絶つ。ただ、酒は少々。前日は仕事をする気も起きずだらだらと。

・当日:5時に起床し、炊き込みご飯2杯と納豆。しばらくしてからおむすび2つ。会場で更に2つ。

8時過ぎには土浦駅、雨の中歩いて会場へ行く。ものすごい人。駅の長い通路で着替えているランナー多し。

会場ではトイレはほとんど問題なし。スタートまでに2回しておく。トイレに関しては少し神経質になっている。更衣室は長蛇の列で諦めて屋外で雨の中着替える。

雨に当たっているせいか若干寒く感じ、アームウォーマーを着用するかしないかで若干悩む(が、しなくて正解、この季節なら当たり前か)。

10マイルのスタートを見送っているときに、いつも湖畔で練習している、ものすごく速い女性ランナーと思しき人を発見。もしそうならばブロックはAのはずだ。ゼッケンを見ようと前へ出て後ろを振り向くと彼女はあさっての方を向いている。そんなことを何度かくり返し、ようやくAを確認。彼女に間違いない。

35分前にBブロックへ。Bブロックから10マイルのランナーが集合に遅れて走って行くのを見送る。フルマラソンのスタートにかなり近い時間まで10マイルランナーが断続的に走って行った。

DJや有森さんトークを聞きつつ、いよいよスタート。

以下タイムは大会記録(ただしネット)より。また参考までに【2014年前】の記録も。

0-5 km 26:12【26:57】

今期最終レース。直近の2レースではトイレに悩まされてきた。原因の一つに、前半抑えることによって汗をかかない走りにある可能性もあるので、今回は少なくとも10kmまでは積極的に走って前半で汗をかいてみよう。また、記録を狙うならば、敢えて前半を押さえるのは得策ではない。

1kmラップ 5:41、2kmラップ5:11。そこで5:10を維持する作戦を立てる。いけるところまで行ってみよう。

最初の坂をクリアし、問題なし。あっという間に5km。

6-10 km 25:38【25:06】

前半は微妙にアップダウン有り。しかし、調子は悪くない。このスピードはMペースよりかなり速め。本来ならすぐにくたばるはずだが意外と保つ。この区間か次の区間で被り物をした「撃沈上等」さんに抜かれる。

この季節のマラソン、さすがに気温は高いので汗をかく。そのお陰かトイレは全く問題なし。それならと10kmで早くもカフェイン入りジェルを摂取。一刻も早くカフェインを取りたかったのだ。

11-15 km 25:25【24:54】

この区間ではピンクの女子ランナーに助けられる。5:00ちょっとの速さをキープしているので彼女に着いていくことにする。何度か抜いたり抜かれたりをくり返す。彼女がいなかったらもっとゆっくり走っただろう。

16-20 km 26:00【25:47】

しかし、彼女も徐々に落ちてきて、ある下りで抜いて以降、再び抜かれることはなかった。若干しんどくはなるものの、まだまだいけそうな気がする。20kmで急に空腹を感じアミノバイタルジェルを摂取。

中間地点の少し前だと思うが、ついに見てしまった、野ぐそ。立ちションはしばしば目撃するが、まさか野糞とは。100m位前のランナーが急に横道にそれた。ああ、トイレ(小)かと思ったのだが、真横を過ぎるときふと見ると、畑から半腰でパンツを上げつつあるおっさんを発見、少し先の係員二人が困ったような顔をして眺めていた。

気持ちは痛いほど分かる。わしもお腹はゆるい方だから。彼はその後どうしたのだろうか?ゴールより最も遠い場所。走るしかないよね。リタイアも恥ずかしいし。でもおしりを拭かないで走ったら痛いだろうな。

中間 1:49:56【1:52:38】

3時間40分を切るのは微妙だな、とは思いつつまだ希望は持っていた。約1分の貯金とスタート時の混雑による40秒のロスがないとした上の話である。しかし、遅かれ早かれ落ちては来るだろう。それを最小限にしたい。

21-25 km 25:34【25:51】

不思議と保っている。こんなのは久しぶりだな。25kmから更に上げてみようか、とまだ考えながら走っていた。

26-30km 26:07【26:00】

ところが25kmを過ぎると急速にダメージが来る。もう上げられない、極力ペース維持を目標とする。30kmの給水所で給水しながら10秒くらい歩く。

31-35 km 26:53【26:31】

ここからが辛かったなー。35kmまで行けば何とかなるとそればかりを考えながら走る。何度歩こうかと思ったか。しかし、歩いてはいけない。

この辺りで被り物をした撃沈上等さんを追い抜く。この何レースか、途中で抜かれる撃沈上等さんは、必ず抜き返している。

36-40 km 27:01【26:33】

1kmでもいいから35kmからスピードを上げると誓う。35kmの給水所で水を飲みながら10秒程度歩く。胃の調子が悪くなってきて、むかむかする。給水時はスポーツドリンクは飲まずに水を飲むようになっている。

さて、決心したとおりスピードを上げる。例え1kmでも状況が変わってくれてその後に良い影響をもたらしてくれることを願う。36kmのラップが5:07、復活した、これをあと少しで良いから維持して、そのあとは自然に落ちていけば良い、と考えながら走る。

(しかし、あとから記録を見て1kmが限度であった。その後は5:20を超えるようになっていた。)時計は35kmからスプリット表示にして40分をにらみながら走る。

Finish 11:56【11:29】

苦しい走り。40分を切るのは厳しい。ところが意外と早くスタート地点が見えた。間に合う、と思ってダッシュするがゴールは違う場所。がっくりきてあとは気力の無い走りでゴール。

・振り返って

 最終戦でシーズンベストを更新できてこれはこれで良しとしよう。ただ、後半では「40分を切ったからと言ってそれがどうした」と言うネガティブな気持ちが出てきて、最後の最後で踏ん張ることが出来なかったのは残念だ。しかし、今できる範囲でのベストは尽くせたと思う。

最近のレースは四捨五入すると4時間で諦めていたが、もう少しサブ3.5を目指してみようかとの気持ちも出てきた。この10分はとんでもなく長く遠い先なのだが。

しばらくはワインとコーヒーを堪能する。そして論文は可能な限り早く仕上げよう。

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