400m×5の筈だったが・白鳥の湖

5kmくらい(時計操作を失敗)

火曜日:終日、新しいプロジェクトの考察と計算。

夕方に早めに帰って、バレエの鑑賞に行く。大勢の学生に混じってたかどん・たかどんの友人・わしで「白鳥の湖」を鑑賞する。プロのバレエを見るのは初めて。すばらしかった。わしの知らない優美で華やかな世界。

普段使わない部分の脳がものすごく刺激を受けた。これが研究にも反映されれば良いのだが。

帰りが遅くなり休足。

水曜日:寝不足で眠たい。

午前中は新しいプロジェクトに関して本を読んで勉強する。

午後は3つの会議。

その合間に計算したりする。

帰宅するが、街灯のある河畔が鳥インフルエンザの影響で封鎖されてしまったので夜に走る適当な場所がない。河畔は真っ暗で少々危険。

しかし今晩は月も出ているようなので河畔に行ってみる。腕と足に点滅するライトを取り付ける。一つは昨年のつくばマラソンの景品である。

暗い場所を長く走るのは嫌なので、久しぶりに400mのRペース走をさくっと5本やろうと思う。

まずはアップジョグから。実際に走ってみると思ったより暗い。歩行者もよく見えない。帰宅時にチャリで走っているとき女子がサッカーの練習をしていたのだが、ちょうど走りに出かけたときには彼女らが練習を終えて集団で歩いている。きゃっきゃっと声は聞こえても姿は近づかないと見えない。

1kmちょいで最初の400mを開始、しかし時計の操作を忘れてしまってジョグからインターバル走へ入るボタンが分からない。適当に押して走り始める。相当しんどくなるまで走ってそろそろかと思っても時計は鳴らない。いつまで経っても鳴らない。

あまりにも辛くて止まって時計を見ると距離は0.54とかなっている。どうもおかしい。間違えたか。暗くて時計もよく見えない。

そこで、一旦時計をリセットしてもう一度始めから操作をする。ま、1回だけでかなり消耗して本気を出す気力は残っていないが。

そうしたら今度は通常の練習モードに入ってしまったようで、少し走って再び仕切り直し。インターバル走にセットして適当に何本か走って終了。

ドタバタが続いて時間と距離がいい加減となってしまった。

さて、インターバル走。時計がおかしかったのもあるが、あまりにも久しぶりであるし、しかも真っ暗。距離感が持てなかった。それを考慮に入れても心肺機能が衰えているのがよく分かった。

スピードと距離の多様な練習の必要性を痛感した。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

 

 

 

3週:疲労回復走11km・査読に取りかかる

11.94 km 1:15:48 (6:21)

日曜日:筋肉痛で足が痛い。

午前中にしげるさんのお見舞い。午後は少し計算を進める。走ろうかどうしようか思っているうちに雨が降り始める。休足。

月曜日:昨年末にある論文の査読を引き受けたのだが、その催促が昨夜きた。そこでようやく本気で取りかかる。かなり数学的に複雑で分かりにくい論文だ。特に肝心の部分が分からないので、そこを聞かなければならない。明日レポートを作ろう。

昼過ぎ、雨が上がってきたので13:30頃に河畔に走りに出かける。本日はゆっくりとEペースで20km走りたい。

筋肉痛はあるのだが、それ程調子が悪いわけではない。しかし、少なくとも11kmの折り返しまではEペースをキープしようと思う。

序盤からガスが出る。河畔は人が少ないのでなんの遠慮もいらない。ガスを放出しながら走るが少し不安が芽生える。

5kmを過ぎると不安が大きくなる。6kmでかなり厳しい状況。走りながらガスを出せない、ガスを出すために立ち止まって慎重に出す。そのうちガスがなくなって身がすぐそこに迫る。腹がきゅーっと痛くなる。どうしよう?

ここは河畔である。大自然。何も文明はない。家までは5km。最短のコンビニまでも3km。野生のキジが鳴きマムシのでる野生の王国。わしはジュラシックパークと呼んでいる。もちろんトイレはない。

トイレはないが、大自然がある。人の営みを全て受け入れてくれるだろう大自然。

腹が痛くてもう歩くことさえ出来ないわしは、ここでは書けない行動を取る。それから再び走る。走るが力は出ない。戦意喪失。

20km走りたかったが半分で終了となる。

しかし、かえって力が抜けて良い疲労回復になったと考えよう。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

 

 

 

Mペース走33km・かなりの消耗

33.57 km 3:00:57 (5:23)

○スポーツパンツをはいたのにもかかわらず股が擦れてしまい風呂でしみた。左膝は相変わらず。

木曜日:新しいプロジェクトの文献を調べて片っ端からデータベース化しプリントアウトする。午前中、くだらない会議が一つ。午後も引き続き文献を調べる。

金曜日:終日、新しいプロジェクトを熟考。たまに計算をしてチェックする。

土曜日:たかどんは出勤。わしは午前中に買い物。昼飯は焼きそばを作る。久しぶりで旨かった。

明日から天気が悪そうなので、今日は30km走を行わなければならない。が、前回の20km走のきつかったことがあるため憂鬱であった。2日休足したがどれ程回復しているか分からない。

13:00に準備をして河畔に出かける。なんとまあ、出だしは快調である。非常に楽に走れる。ピークが来てしまったかと不安になるくらい。こんなところで出し切っても仕方ないので、少し抑え気味に走る。

11kmで折り返しても大きな疲れはない。ただ、蹴る走りを多少意識しているせいかおしりに疲労感が出て来る。

前回の30km走の時には15kmで「やっと半分か」とため息をついたが今回はまだまだ余裕がある。よっしゃ42km走ったろか、などと考えて始めた。

わしの通る土手で中学生だろうか、陸上部で短距離の練習をしている。わしが通ると「ファイトです」とかわいいことを言ってくれる。

22kmでスタート地点に戻り折り返し。ここからしばらくは元気だったがラップは徐々に落ちてくる。26kmで再度折り返してから猛烈に水が欲しくなる。乾燥しているせいだろうか、喉が渇く。

河畔には水道がないのでこの季節は無補給で走っている。通常はあまり問題がないが、今日はきつかった。つばを飲み込んで水の代わりとする。

それと共に失速していく。最後にはEペースまで落ちてしまった。もちろん42kmも走れるはずはない。勝田マラソン前なのでデータをアップロードしておく。

f:id:TakaQ:20170107193145p:plain

調子が良かっただけに最後の失速は大きな不安をもたらした。大丈夫だろうか?今日の感じだとあと9kmはかなり厳しいと思う。

帰宅後、ハニーアクションがあることを思いだして飲む。それから風呂を沸かして麦茶を持ち込みゆっくり入る。幸福なひとときだ。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

Eペース走・家で仕事始め

12.07 km 1:07:02 (5:33)

火曜日:午前中は仕事を始める。年末にやっていたことを忘れてしまったのでしばらく計算して感覚を取り戻す。

昼を食って晩飯の準備(ワイン用のつまみを作成)をし、包丁を研いでから15時上映の「君の名は。」をたかどんと見に行く。

水曜日:家で仕事始め。午前中は新しいプロジェクトの計算をしてみる。なかなか良い感じでうまくいく予感がする。

15:30から河畔に走りに出かける。本日は10kmで適当なジョグをする予定。足の調子は悪くはないが、5kmも走るとおしりやハムストリングがきつくなってくる。これだと20kmは走れないだろう。

前回のフォームを少し変えて蹴りを意識するようにした30km走が相当堪えたようだ。まだ疲れを引きずっている。

今週末も30km走を行いたいのでこれ以上は疲れを残したくない。時計を見ずに癒やしのランニング。Eペース程度から始め、後半は調子が上がってくる。短い距離は走れるが、長い距離は無理そうな不思議な感覚。

最後は少し調整して12kmとした。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

 

 

 

2週:サブ4ペース走+Eペース走22km・走り初め

22.53 km 2:06:59 (5:38)

元日:ニューイヤー駅伝を見る。おもしろくてずっと見たのだが長すぎて飽きてくる。休足とする。

月曜日:箱根駅伝を見る。昼に餅を食ってから1時間ほどしてから河畔に走りに出かける。しかし、餅が胃の中にある感じがして走るのがしんどい。足の調子は悪くはないのだが、あまりスピードが出ない。

1kmのラップが5:24だったので、ともかくこれを維持しようと思う。これで20kmを走る予定。フォームを強制するために右足に注意を払う。

10kmが近づくと息が楽になると共にスピードが落ちてくる。これではいかんと思い、折り返してから少し頑張って5:20まで上げようと思うが、だめだ、5:23しかでない。しかも15km過ぎると突然足に力が入らなくなる。ハムストリングからおしりが全くダメ。6:00程度まで落ちる。

先日の30km走の疲れがまだ残っていたのだろう。加えて体重の増加。年末から元日にかけてかなり食ったので1kg以上も増えてしまった。その影響も多少はあるか。

Eペースなのだがかなり苦痛。10kmのスピード練習の方が良かったな。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

疲労回復走12km・走り納め

12.16 km 1:15:08 (6:11)

金曜日:掃除をしようと思ったが、いろいろと足りないと言うことでホームセンターに買い物に出かける。掃除道具を買いそろえて帰ってからひたすら掃除。たかどんは普段あまり掃除しない水回り等を掃除。わしはいつもの通り部屋をぐるりと掃除する。のびに伸びた草木もほとんど坊主になるくらいに剪定。

疲れて休足とする。

土曜日:しげるさんのお見舞いに行ってから買い物。どこへ行っても人々が狂ったように買い物をしている。わしも多少はつられてしまう。

昼過ぎに帰ってから15時過ぎに河畔に走りに出かける。走り納め。

走り始めてみると筋肉痛が激しい。特に左のふくらはぎ。下手をすると肉離れでも起こしそうな気配がするので本日はゆっくりと疲労回復に充てることにする。

ゆっくりと走りながら今年一年のランニングや研究を振り返る。

3月に古河マラソンで自己ベストを更新したのだが、それ以降4月からふくらはぎを痛め、8月にはシンスプリント、そして今の左膝。故障が多かった。多少の問題を抱えつつも今こうして走れることには感謝しなければならない。レースに出始めてから6年目、モチベーションは下がりつつはあるが、しかし走らないと言うことも有り得ないと思う。

研究でもいろいろと地味ではあるが成果はあった。定年まであと十数年、自分の目指すことやりたいことだけをやっていこうと改めて誓う。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain

53週:サブ4ペース走33km・速い女性ランナーに出会う

33.53 km 3:02:23 (5:26)

月曜日:古い研究・新しい研究いろいろ考える。昼から会議。休足。

火曜日:朝からCMEの文献を調べ、しばらくはこれに関して調べてみようと思う。もちろん正面から突撃しても世界にはかなわないので少し違った角度から攻める。

水曜日:年休を取る。午前中は家でCMEを考える。計算もしてみる。うまくいくかも知れない。昼からは疲れてうだうだしてしまう。

罪悪感を感じつつも休足とする。

木曜日:ゆっくり起きてだらだらする。たかどんは掃除をしているのだが、わしは松本清張の時代劇を見始めたら面白くて、断続的だがかなり長時間見てしまう。

たかどんの無言の圧力を感じるので、逃げ出すように13時30分に河畔に走りに出かける。ロング走の予定だ。いつもと同じで行きが向かい風だからあまり速く走るつもりはない。

先日のフォームを意識して走る。少し蹴り意識をするのでやはり多少は速めになる。しかも3日休んだので足も軽くなっている。ただ、3kmを過ぎると左膝に鈍痛を感じ始める。

15km過ぎると徐々にハムストリングが辛くなってくる。このフォームはハムを目一杯使ってかつ蹴り上げるとき背筋で走るような感じがする。まだあまり慣れていないのかハムがかなりきつい。その上、今まで以上には蹴っているせいかふくらはぎも痛くなってくる。

ここで、ふっと気がつく、左のふくらはぎが右と比べてかなり痛い。右足を意識して走ると左膝も楽に感じる。ここでようやく分かった。左膝が痛くなり始めたのは右のシンスプリントが良くなりかけた頃。恐らくずっと右を庇って走っていたためだろう。シンスプリントが直った後も、その癖が抜けなくてずっと左足に負担がかかっていたのではないだろうか。

ここからは右足を意識しながら走る。無理に力を入れると今度は右に故障が出る可能性があるので、意識するくらいで良い。

20km手前で河畔でたまに会う若い女性ランナーに追いつく。いつもはすれ違うのだがきれいなフォームで力強く走っている姿が印象的である。今日は彼女が途中から河畔の土手に合流してわしと同じ方向へ走ることになった。

追い越そうかな、と思っていたら、彼女はスピードを上げてあっという間にずっと先へ行ってしまった。わしは5:20程度で走っていたので彼女は5:00を切るくらいかな。わしはまだ先があるので無理はしない。とても速いランナーだった。

22kmでスタート地点へ戻り再び風上へ向かう。このあたりも以外と余裕があった。きついなと思ったのは最後の3km。ハムからおしりが既に筋肉痛でかなり痛い。このフォーム、なかなか良いのだが42km走るのはきついかも知れない。

このようにして今年のロング走は終了。

帰ってから風呂にゆっくり入る。ついでに風呂掃除も念入りにしておいた。

f:id:TakaQ:20161031202012g:plain