休足・授業で少し小言を言う

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朝、どこからともなく音が聞こえてきて、しばらくしてから目覚ましと認識する。

雨なので車で出勤。

まず、授業の予習とノートの準備。週2コマあると想定外に進んでいく。

さて、授業。今やっていることに関連して、前半部分(別の先生担当)にやったことを問う。何人かに順番に聞いていくが全く答えられず。

授業ではencourageするように努めているのだが、全くちんぷんかんぷんな様子に絶望感と無力感を覚える。

後半に入って面倒な計算が増えたのは否定しない。しかし、まず、これまでにも知っていること、ただ、その事実だけを使ってきたのだが、今初めて全て自分の手で全て厳密に解いたことに感動して欲しい。この分野のことは啓蒙書を読めばある程度は分かるが、厳密に議論し理解できるチャンスは今しかない。学位さえ取れば良いという考え方も否定しないが、あまりにももったいない、等と少々嫌みと愚痴を並べて諭す。

どのスポーツにも走り込みといった基礎体力をつける練習が必要なように、この分野にも数式を自分で導いて操る感覚を養う基礎訓練が必要と常に言っているのだが全く伝わらない。

もちろん学生の気持ちも分かる。例えばわしがスポーツ大学マラソン学部サブ3学科に間違って合格してしまえば、恐らく絶望するだろう。中退してしまうかも知れない。しかし、今の大学、サブ3学科でもサブ4取れば卒業できる。だから少なくとも努力だけはして欲しい。

午後は、少し研究について考え事。ただ、あまりうまくいかない。思い切って切り口を変えるべきだ。難しいことを克服しようとしないで、うまくいく簡単なことが何故うまくいくかを考えることにする。

夕方には疲れてきたので、再び授業ノートの改訂を行う。

さて、明日は研究に集中だ。

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